ユーザー·ガイド

 

1. Print Job Manager --- サンプルネットワーク図

2. インストール

3. メニュー

4. かんたん設定

5. Print Job Manager --- 印刷待ちジョブ

6. Print Job Manager --- 削除済みジョブ

7. Print Job Manager --- 印刷済みジョブ

8. Print Job Report

9. よくある質問

 

1. Print Job Manager --- サンプルネットワーク図

ネットワーク例

インストールするネットワーク環境例を示します。

Print Job Manager をインストールするには、インストールするコンピュータ上の管理者権限が必要です。また、モニタ対象となるすべてのプリンタを制御するための管理者権限も必要となります。

また、このプログラムを起動するユーザアカウントはインストールしたときのユーザアカウントを使う必要があります。

【注意】エージェント機能はClient Billing Edition と Premium Editionのみ有効です。

プリンタの接続形態

      プリンタサーバに接続した共用プリンタ(USB、LPT、RS-232C、TCP/IP接続など)

      ワークステーションに接続したプリンタ(USB、LPT接続など)

      プリンタサーバ無しでIネットワークに直接接続されたプリンタ(TCP/IP接続)

これらのプリンタ接続形態の中で、プリンタサーバを経由した印刷ジョブ以外を監視対象にするには、エージェントプログラムをワークステーション側にインストールする必要があります。

ここでは、4種類の印刷環境を元に例を示します。環境によってはこれらを混在させることになります。

Option 1: プリンタサーバでないコンピュータへインストール

既に、ネットワークにプリンタサーバが存在している場合は、Print Job Manager をインストールしたコンピュータから使えるプリンタとしてそのプリンタサーバのプリンタを追加します。(例:\\プリンタサーバ名\共用プリンタ名)

※プリンタの追加ウィザードで'プリンタの追加'を行います。つまり、Print Job Manager をインストールイしているコンピュータからそのプリンタが使える状態にするということです。

Print Job Manager の「設定-プリンタ」を開き、「有効なプリンタ」を「モニタするプリンタ」に追加します。これだけで、ワークステーションから送られた印刷ジョブをトラッキング、制御できます。このOption1の設定は、サーバ側、ワークステーション側どちらの現状のネットワーク設定も何ら変更することはありません。

Option 2: プリンタサーバへインストール

既に、ネットワークにプリンタサーバが存在している場合は、そのコンピュータにPrint Job Manager をインストールできます。

Print Job Manager の「設定-プリンタ」を開き、「有効なプリンタ」を「モニタするプリンタ」に追加します。これだけで、ワークステーションから送られた印刷ジョブをトラッキング、制御できます。このOption2の設定は、サーバ側、ワークステーション側どちらの現状のネットワーク設定も何ら変更することはありません。

Option 3: 既存プリンタサーバが無い場合

現状ネットワークにプリンタサーバが存在しない場合は、次のOption4で示すエージェントプログラムを導入するか、プリンタサーバとして機能するようローカルプリンタが接続されたコンピュータ設定を変更します。ローカルプリンタをネットワーク上の共用プリンタとし、Print Job Manager の「モニタするプリンタ」に追加します。

ワークステーション側では、この共用プリンタを「プリンタの追加」ウィザードで追加します。

【注意】 IPアドレスを持ったネットワーク対応プリンタが直接ネットワークに接続されている場合でも、いずれかのコンピュータが標準のTCP/IPポートを通して印刷データをスプールしている場合はプリンタサーバとみなします。

Option 4: エージェントプログラム導入の必要がある5つのシナリオの場合

Scenario1:

プリンタサーバが無く、IPアドレスを持ったネットワーク対応プリンタが直接ネットワークに接続されている場合、Print Job Agentをすべてのワークステーションにインストールする必要があります。

Scenario2:

ワークステーションにローカル接続されたプリンタをモニタ対象にしたい場合は、それらのプリンタが接続されているワークステーションに、Print Job Agent をインストールする必要があります。

Scenario3:

印刷ジョブの課金のため、実際に印刷される前に、ユーザへ発行されたコードの入力確認を行いたい場合、必要なワークステーションに、Print Job Agent をインストールする必要があります。

Scenario4:

印刷ジョブの実行前に、ユーザへ毎回確認のメッセージを出力したい場合、必要なワークステーションに、Print Job Agent をインストールする必要があります。

Scenario5:

印刷ジョブの実行前に、ユーザへユーザ名やPIN番号の入力を求めたい場合、Print Job Agent をインストールする必要があります。このシナリオでは、すべてのユーザが同一のLOGINアカウントを使っている場合に有効です。

【注意】 エージェントプログラムを使う場合は必ず「設定-エージェント」の「エージェントを使う」オプションをONにしてください。

ワークステーションローカル接続やネットワーク直接接続のプリンタは自動的に「モニタするプリンタ」に追加されます。

2. インストール

インストールCDを挿入した場合は自動的にメニューが起動します。お試しなどでファイルをダウンロードした場合はそれをダブルクリックして解凍することで、自動的にメニューが起動します。

Print Job Manager のインストールには、3種類のプログラムがあります。

ソフト名

Print Job Manager

Print Job Report

Print Job Agent

機能

プリンタ監視プログラム本体

レポート作成ツール

ワークステーション側エージェントプログラム

導入先

監視用コンピュータ

任意

クライアント用コンピュータ

必要性

必須

任意

必要に応じて

説明

ネットワーク上の印刷ジョブを監視し、データベースファイルに記録します。

データベースを各種グラフや表のレポートにします。

ワークステーション側での監視が必要なネットワーク構成、目的がある場合に必要です。

OS

Window

CPU

300MHz以上

メモリ

256MB以上

HD容量

100MB以上

40MB以上

2MB以上

初めに「Print Job Manager」を選択してください。「開く」をクリックすればインストーラが起動します。インストール中はインストーラの指示に従ってください。

レポートツールを使うのであれば続いて「Print Job Report」を選択して「開く」をクリックし、インストールします。

このPrint Job Reportには、Microsoft .NET Framework、 Windows2000 をお使いならば、Microsoft Data Access Components (MDAC) 2.6 SP2が必要ですので、そちらも合わせてインストールしてください。

エージェントを使うのであれば、ワークステーション側に「Print Job Agent」をインストールします。エージェントの起動は自動的に行われますが、初めて起動したときにPrint Job Manager のIPアドレスまたはコンピュータ名を入力する必要があります。入力指示に従って設定します。

インストールの詳細は、このマニュアルの「よくある質問」の 2番 をご覧ください。

Print Job Manager 起動

メニューから「印刷ジョブ」-「設定」を実行します。

プリンタのページにインストールしたコンピュータから使える「有効なプリンタ」が一覧表示されます。

モニタしたいプリンタを選択して「追加」をクリックします。「モニタするプリンタ」リストに移動したことを確認してください。

「保存」「終了」をクリックします。

これで、設定したプリンタのモニタが開始されました。対象のプリンタで印刷してみてください。Print Job Managerのリスト画面左にある「印刷ジョブ」を展開して「印刷済みジョブ」をクリックします。

今印刷したジョブがリストに記録されていることを確認してください。

その他、エージェントを使ったモニタ、認証などは設定の説明を参照にしてください。

【注意】 インストールするユーザアカウント名は、管理者権限が必要です。また、そのアカウントでプログラムを駆動してください。サービスとして起動する際のアカウントもインストールしたユーザアカウントを登録してください。

印刷ジョブレポート

記録した印刷ジョブをレポートの形で表示するには、Print Job Report を起動します。このマニュアルのPrint Job Report の該当覧を参照してください。  

3. メニュー

印刷ジョブ

名前を付けて保存

印刷ジョブを保存します。MS-EXCEL、HTML、テキスト形式が選択できます。

印刷

印刷ジョブをリスト形式で印刷します。

すべて選択

リストの全項目を選択します。

プリンタ状態

Windowsのプリンタプロパティを呼びます。

レポート更新

データベースファイルからレポートを生成できるよう更新します。モニタ画面で自動リフレッシュされている場合はレポート更新の必要はありません。

バックアップ/リセット

任意のタイミングでバックアップファイルを生成します。このメニューは初期状態では表示されません。必要な場合はインストールフォルダのconfigフォルダ内のsetdbファイルを削除後再起動してください。

データベース結合

指定したデータベースファイルを1つに結合します。結合することでレポートをまとめて見ることが可能です。

レポート起動

Print Job Reportを起動します。

設定

設定ダイアログボックスを表示します。

終了

Print Job Managerを終了します。

ドキュメント

一時停止

選択した印刷ジョブを一時停止します。

再開

一時停止した印刷ジョブの印刷を再開します。

再印刷

選択した印刷ジョブを再印刷します。

キャンセル

選択した印刷ジョブをキャンセルします。

すべてキャンセル

すべての印刷ジョブをキャンセルします。

表示

ツールバー

ツールバー表示を切り替えます。

ステータスバー

ステータスバー表示を切り替えます。

リフレッシュ

画面をリフレッシュします。

ツール

Print Job Managerサービスインストール

Print Job Manager をサービスとして起動するよう登録します。サービス起動は管理者権限のあるユーザアカウントに変更してください。

Print Job Managerサービスアンインストール

サービスとして登録されたPrint Job Manager を削除します。

ヘルプ

ヘルプ

オンラインヘルプを表示します。

ライセンス-取得

ライセンス購入、アクティベーションの案内サイトへ接続します。

ライセンス-登録

取得したライセンスコードを入力します。

バージョン情報

バージョン情報を表示します。

 

 

 

4. かんたん設定

設定は、メニュー「印刷ジョブ」-「設定」をクリックします。

プリンタ

基本白黒印刷コスト/ページ

ページごとの基本コストを設定します。

両面印刷時の減額割合

両面印刷したときにかかるコストを1ページごとの減額割合で指定します。

カラー印刷時の増額割合

カラー印刷したときにかかるコストを1ページごとの増額割合で指定します。

用紙種別コスト

用紙種別ごとにかかるコストを1ページごとの増額割合で指定します。減額はマけて指定します。ここに無い用紙サイズが指定されたときは'未定義'と表示され、基本設定コストで計算されます。

未定義の用紙サイズを認識させるには、「未定義用紙」をクリックして「未定義用紙サイズ追加」を行ってください。

印刷ジョブ当りの最大ページ数

印刷ジョブの最大ページ数を設定します。これを越えるページ数の印刷はポリシー設定に従って処理されます。

有効なプリンタリスト

有効なプリンタリストには、このプログラムを走らせているPCから利用できるすべてのプリンタがリストされます。Ctrlキーを押したままマウス左クリックすることで複数のプリンタをまとめて選択することができます。
【注意】モニタするプリンタがここに表示されていない場合は、Windowsの[コントロールパネル]-[プリンタ]からプリンタを追加してください。

追加

選択しているプリンタをモニタするプリンタのリストに加えます。

モニタするプリンタ

モニタ対象のプリンタのリストが表示されます。Ctrlキーを押したままマウス左クリックすることで複数のプリンタをまとめて選択することができます。
ここにリストされたプリンタのステータスが'ready'で、管理者がアドミニストレータの権限をもっていることを確認してください。
プリンタ名の後に、基本コスト、両面、カラー印刷時の増減割合設定の値が表示されます。

削除

選択されているプリンタをモニタするプリンタのリストから削除します。

更新

有効なプリンタリストを更新します。

プリンタ別コスト設定

選択したプリンタのコスト設定を個別に変更できます。変更するプリンタを選択し、値を修正した後でボタンをクリックしてください。

保存

変更内容は保存ボタンをクリックすることで保存されます。


ジョブ

印刷済みジョブ分類

印刷済みジョブを、ユーザ、コンピュータ、プリンタ、毎に分類して表示します。

表示期間

指定された期間の印刷済み、印刷待ち、削除済みジョブを表示します。初期値は'本日’分だけの表示です。

2時間毎に表示期間を自動リセット

表示期間を変更後2時間で当日のみの初期設定に戻します。

自動リフレッシュ

ジョブリストを指定時間ごとに自動的に更新します。

印刷ジョブの最適化

ジョブリストが2重にカウントされる場合などは、チェックをOFFします。

指定時間に自動削除

指定時間に自動的に印刷待ちジョブを削除します。初期値は午前2時です。

指定時間以上の印刷待ちジョブを自動削除

指定時間以上印刷待ち状態なっているジョブを削除します。

指定時間以上印刷待ち状態にある最初のジョブを自動削除

指定時間以上印刷待ち状態になっているプリンタ毎の一番古いジョブを自動的に削除します。

データベースディレクトリ

データベースファイルを置くフォルダを変更します。以前のデータベースファイルがコピーされます。

データベースを指定時刻に更新

レポート生成のためのデータベースを自動的に更新します。初期値は午前3時です。Print Job Manager をサービスとして動作しているときや、モニタ画面の自動リフレッシュを指定していない場合は、レポートを作成する前にデータベースを更新する必要があります。

データベースファイルが指定容量を越えたときに自動バックアップ

データベースファイルが指定容量を越えたときにファイルを分割して新たなバックアップデータベースファイルを生成します。
(例. C:\Program Files\PrinterAdmin Software\Print Job Manager\Backup\03302005.mdb)
また、スケジュール設定することも可能です。午前0時を境にします。

未解決のIPアドレスをコンピュータ名に変換

モニタ画面上コンピュータ名がIPアドレスで表示されてしまう場合はネットワーク内で名前解決が出来ない場合です。その際マッピングで指定されたコンピュータ名を代わりに表示できます。

Citrix/terminal serverを使用

Citrix/terminal serverを使用している時にチェックをONにしてください。

設定ダイアログボックスにパスワードを設ける

設定ダイアログボックスにパスワードを設定します。英数字8文字までが使えます。


ユーザ/グループ


ユーザごとの残高、グループ、PIN、印刷許可設定を行うことができます。ユーザ設定を行わない場合は、印刷ジョブを感知した時点で自動的にユーザが追加されます。またデフォルトでは、[unlimited]となり、残高による印刷制限は機能しません。ユーザのステータスでは、「Disabled」にすることで、そのユーザからの印刷を禁止できます。印刷実行時に認証を行いたい場合は、PINを設定します。この場合、ワークステーションにエージェントプログラムをインストールする必要があります。
印刷制限を行うときには、ユーザ名を登録する必要があります。[インポート]ボタンをクリックすることで、ネットワークドメイン/コンピュータに登録されているユーザ名をまとめて登録することができます。ファイルからはCSV形式でユーザリストをインポートできます。また[エキスポート]でエクセル、CSV、HTML、テキスト形式でユーザのリストを出力することができます。
グループ設定はポリシーの残高を同じ値でリセットする単位として使います。

【注意】
※残高とは、印刷にかかった積み上げコストを初期値から引いた値です。
※PINとは、個人認識番号で、エージェントの設定で暗証番号のように使います。

残高更新、グループ更新、PIN設定

選択されたユーザのそれぞれの値を変更できます。「ユーザ編集」をクリックすることでも設定することができます。


ポリシー

設定した条件に当てはまる印刷ジョブを拒否することができます。また拒否したジョブを出力したPCに対しポップアップメッセージで知らせることができます。

【注意】ポップアップメッセージを使うには、エージェントプログラムをワークステーション側にインストールする必要があります。 

残高 制限

ユーザ/グループ設定で規定した残高で制限します。残高は、初期値から印刷毎にコストを差し引いたものです。ユーザ/グループで[unlimited]に設定されている場合は、この残高制限は機能しません。

ユーザ 制限

ユーザ名で制限をかけることができます。制限ユーザの設定は[ユーザ/グループ]ページで設定してください。

コンピュータ 制限

コンピュータ名で制限をかけることができます。制限コンピュータの設定は[コンピュータ名]ボタンをクリックして設定してください。

ドキュメントタイトル 制限

印刷ドキュメントの特定のタイトルや特定のファイルタイプで制限をかけることができます。制限したい文字列は[文字列]ボタンをクリックして設定してください。

最大ページ数 制限

印刷ジョブ当たりの最大ページ数で制限をかけることができます。最大ページ数はプリンタ設定ページで設定できます。

カラー 制限

カラー印刷に制限をかけることができます。制限するユーザを指定できます。

サイズ 制限

印刷ジョブのサイズで制限をかけることができます。最大サイズはMByte単位で設定できます。

【注意】印刷枚数に係わる制限を行う場合、プリンタのプロパティにある '全ページ分のデータをスプールしてから、印刷データをプリンタに送る' オプションが設定されている必要があります。(各プリンタのプロパティの'詳細設定'ページを参照してください。)この設定がされていない場合は、最初のページからプリンタへ随時出力されてしまいます。


エージェント

エージェントを使うことで、ワークステーションローカルのプリンタや、プリントサーバ無しでIPアドレスを直接持ったネットワークプリンタへの印刷ジョブをモニタすることができます。また、印刷実行の認証、管理、課金などが行えるようになります。オプションの組み合わせに自由度がありますので目的に最適な設定が行えます。一番柔軟な[共用アカウント]は、同じログインIDを使っている場合などにも個別認証が行える特徴があります。共用アカウントを登録すれば、そのアカウントとPINにより認証や課金が行える仕組みです。
その他クイックスタートガイドを参照してください。

【注意】この場合、エージェントプログラムをワークステーション側にインストールする必要があります。

エージェントを使う

ワークステーション側にエージェントプログラムがインストールされていて、エージェント機能が必要なときにONにします。すべてのプリンタがプリントサーバ経由でワークステーションから使われている場合や、印刷実行前認証が必要でない場合は、OFFにします。

エージェントをCitrix/Terminal serverにインストール

エージェントプログラムがCitrix/Terminal serverにインストールされていてる場合ONにします。

ワークステーションのタスクトレイ上のエージェントアイコンを隠す

ワークステーション側エージェントプログラムは自動起動するようスタートアップフォルダにショートカットが置かれています。起動していることを示すアイコンを見えないようにします。

ワークステーションのエージェントをユーザが終了させることを許可

アイコンを右クリックすることで表示される終了メニューを有効にします。

プリンタタブにある「モニタするプリンタ」だけをモニタする

Print Job Manager の入っているコンピュータからは見えないプリンタの存在は、エージェントから通知されます。これらプリンタは自動的に「モニタするプリンタ」に追加されます。モニタする必要が無いプリンタは、リストから削除してください。

印刷ジョブ送信時ポップアップ通知を行う。但し指定プリンタを除く

ワークステーションから印刷実行したときにポップアップ画面を表示します。この画面で、印刷確認や認証を行います。[プリンタ]で指定したプリンタへの印刷ジョブは影響を受けないように除外することができます。

ポップアップタイムアウト

ワークステーション側に表示されるポップアップ画面が表示される時間です。これを過ぎると印刷ジョブは削除されます。

印刷ジョブをプリントサーバで一時停止にする

このオプションをONにしない場合は、ポップアップ画面が出ても、印刷はそのまま実行されます。

印刷ジョブ認証、課金を別のアカウントに対して行う

印刷ジョブオーナー/異なるユーザ/共用アカウント#
印刷ジョブの認証を行いたいときに使います。このオプションがONのときは、ワークステーションから印刷を実行したときにポップアップ画面が表示され、ユーザ認証を行います。オーナーのPIN、または異なるユーザや共用アカウントに対するPIN入力を求め、一致しないと印刷は実行されません。この認証を行いたいときは、前述の「印刷ジョブをプリントサーバで一時停止にする」をONにしておく必要があります。
また課金のためにユーザ名を使い分けることができます。その場合、PIN認証は関係なく、[異なるユーザ]や[共用アカウント]を指定して実行記録を残すことができます。また、同時にPIN認証を使うこともできます。ただし一部のワークステーションだけPIN認証を行うといった設定はできません。すべてのワークステーションに同じ目的で同じ操作を強いることになります。

PIN入力を要求

PINの認証を行うときONにします。パスワードと同様に使うことができます。

ワークステーションで印刷ジョブ(ドキュメント)名の変更することを許可する

ワークステーション側で印刷ジョブ(ドキュメント)名を変更することができます。

共用アカウント#をワークステーション側で作成することを許可

ユーザがワークステーション側の印刷確認ポップアップ画面から新しい共用アカウント#を作成して実行することを許可します。入力された共用アカウント#は自動的に、Print Job Managerの共用アカウント#リストに追加されます。

印刷ジョブオーナーのPINを要求

認証時、印刷ジョブ送信者のPINを要求します。

別ユーザのPINを要求

ユーザ認証時、印刷ジョブ送信者と異なるユーザのPINを要求します。

ユーザが分類されるグループの共用#のみリストに表示

ユーザがグループに所属しているとき、そのグループで設定されている共用アカウント#のみ、ワークステーション側のポップアップ画面のリストに表示されます。

モニタウインドウの印刷済みジョブに送信者を追加表示

モニタ画面の印刷済みリストに送信者の項目を追加します。共用アカウント#が有効な場合は、印刷済みリストのユーザ欄にはこの共用アカウント#が表示されます。

ポップアップテスト

ワークステーション側に表示されるポップアップ画面のテンプレートを表示します。

エージェントチェック

ワークステーション側にインストールされているエージェントが起動しているかどうか確認します。

エージェント側ポップアップ画面

エージェント機能を使うときにワークステーション側に表示されるポップアップ画面です。オプションの組み合わせにより目的に合った使い方ができます。

Example1:

目的: ユーザが印刷を実行したときに本当に印刷するかどうか確認を求めます。
設定: 「印刷ジョブ送信時ポップアップ通知を行う。」と、「印刷ジョブをプリントサーバで一時停止にする」をONにします。

Example2:

目的: ユーザが刷を実行したときにPIN認証を行います。PIN番号を暗証番号として使えば本人確認になります。
設定: 「印刷ジョブ送信時ポップアップ通知を行う。」、「印刷ジョブをプリントサーバで一時停止にする」、「印刷ジョブ認証、課金を別のアカウントに対して行う」、「PIN入力を要求」をONにします。

Example3:

目的: ユーザが印刷を実行するときに、印刷を実行したユーザとして共用アカウントを使います。この共用アカウントはグループごとやプロジェクトごとに割り当てることができます。またPINも設定できますので、プロジェクトの関係者だけがその共用アカウントを使って印刷を実行することが可能となります。
設定: 「印刷ジョブ送信時ポップアップ通知を行う。」、「印刷ジョブをプリントサーバで一時停止にする」、「印刷ジョブ認証、課金を別のアカウントに対して行う」をONにし、「共用アカウント#」を選択します。PIN認証を行う場合は「PIN入力を要求」もONにします。

Example4:

目的: 例3に加えて、ユーザの認証も行えます。ユーザはログインアカウントのユーザだけでなく、Print Job Manager に登録されている別のユーザ名でもかまいません。ユーザ名とPINが一致すれば認証されたことになります。
設定: 「印刷ジョブ送信時ポップアップ通知を行う。」、「印刷ジョブをプリントサーバで一時停止にする」、「印刷ジョブ認証、課金を別のアカウントに対して行う」をONにします。PIN認証を行う場合は「印刷ジョブオーナーのPINを要求」もしくは「別ユーザのPINを要求」もONにします。

その他組み合わせも考えられますので、目的に応じた設定を行ってください。

[注意点1]

プリントサーバーを設置していない場合は、各ワークステーションPCにAgentソフトをインストールする必要があります。このAgentが各PCの印刷キューを監視し、印刷時に情報をプリントジョブモニターPCに送って行きます。

Print Job Manager プレミアム版の標準パッケージではネットワークプリンタのみ対応しております。USBで接続された、プリンターや、PDFファイル生成を監視するにはLocal Print Agentライセンスが別途必要になります。

[注意点2]
Agentでローカル印刷の管理機能を使う場合はネットワークトラフィックを考慮した設計が必要です。
印刷するごとに、Print Job Manager管理PCと通信しますので、1人一日20~30枚程度印刷するオフィスでは、1台のPrint Job Manager管理PCで管理できるワークステーションPCの数は50~100台程度に抑えてください。
例えば1000人のオフィスで運用される場合はプリントサーバーを設置していただき、1台のPrint Job Manager管理PCで管理されるのが望ましいのですが、どうしても、プリントサーバーを設置できない場合は、部門ごとにPrint Job Manager管理PCを用意していただき、分散管理されることをお勧めいたします。
1000人のオフィスでしたら、10のブロックに分けていただき、そのブロックごとに管理していただくのが望ましいです。(印刷のタイミング、プリンタの性能によって、管理できるPC数は変わります)
全社のデータを一元管理される場合は、各ブロックで生成されたデータベースファイルをセンターのPrint Job Manager管理PCで月末に結合し、プリントジョブレポートで全体のデータをレポート作成することができます。
各Print Job Managerをインストールする管理PCはWindows7 Professionalで対応できますので、高価なサーバーOSは必要ありません。

[設定方法]
1.まず、Print Job ManagerをインストールしたPCの設定ウインドウでAgentのタブで、Agentを使用するのチェックボックスにチェックを入れ、保存をクリックしてください。

2.各ワークステーションにPrint Job Agentをインストールします。
インストール終了後、Print Job Agentを起動させると、Print Job ManagerサーバーのIPアドレスを聞いてきますので、IPアドレスを入力してください。
もし、IPアドレスを入力し間違えた場合や、入力のウインドウが表示されない場合は以下の作業を行ってください。
C:\Program Files\Print Job Agent\Print Job Agent\serverip.exe
をノートパッドなどで開いてください。
Server IP Address=192.169.0.1
にIPアドレスを手作業に入力し、セーブしてください。

3.Print Job Managerサーバーの設定画面を開いてください。
Agentのタブを開き、テストをクリックし、ワークステーションのAgentとの通信ができていることを確認してください。

4.通信ができていない場合は、ファイアーウオールで遮断されている事が考えられますので、アンチウイルスソフトもしくはWindowsファイアーウオールの設定画面を開き、pagentが通過できるように設定を行ってください。
再度、3.で示した、テストを行い、Agentとの通信ができているかどうか確認してください。

 

5. Print Job Manager --- 印刷待ちジョブ

プリンタ状態

ローカルやネットワークのプリンタ状態を調べるためにコントロールパネルのプリンタフォルダを開きます。

名前を付けて保存

選択したリスト項目を保存します。Excel、HTML、テキスト形式が選択可能です。

印刷

選択したリスト項目を印刷します。

すべて選択

すべての行を選択します。

設定

設定 ダイアログボックスを開きます。

リフレッシュ

印刷待ちジョブのリストをリフレッシュします。

キャンセル

選択された印刷待ちジョブをキャンセルします。複数行を選択するときは'Ctrl'キーを押しながらマウス左クリックしてください。

すべてキャンセル

すべての印刷待ちジョブをキャンセルします。

一時停止

一つまたは複数の印刷待ちジョブを一時停止にします。複数行を選択するときは'Ctrl'キーを押しながらマウス左クリックしてください。

再開

一つまたは複数の印刷待ちジョブを再開します。複数行を選択するときは'Ctrl'キーを押しながらマウス左クリックしてください。

再印刷

一つまたは複数の印刷待ちジョブを再印刷します。複数行を選択するときは'Ctrl'キーを押しながらマウス左クリックしてください。

ヘルプ

ヘルプファイルを開きます。

【ヒント】その他、マウス右ボタンをクリックすることでいくつかのメニュを表示します。ステータスバーには、トータルのジョブ数、ページ数、コストなどを表示します。

 

6. Print Job Manager --- 削除済みジョブ

プリンタ状態

ローカルやネットワークのプリンタ状態を調べるためにコントロールパネルのプリンタフォルダを開きます。

名前を付けて保存

選択したリスト項目を保存します。Excel、HTML、テキスト形式が選択可能です。

印刷

選択したリスト項目を印刷します。

すべて選択

すべての行を選択します。

設定

設定 ダイアログボックスを開きます。

リフレッシュ

削除済みジョブのリストをリフレッシュします。 

 

7. Print Job Manager --- 印刷済みジョブ

プリンタ状態

ローカルやネットワークのプリンタ状態を調べるためにコントロールパネルのプリンタフォルダを開きます。

名前を付けて保存

選択したリスト項目を保存します。Excel、HTML、テキスト形式が選択可能です。

印刷

選択したリスト項目を印刷します。

すべて選択

すべての行を選択します。

設定

設定 ダイアログボックスを開きます。

リフレッシュ

印刷済みジョブのリストをリフレッシュします。

 

8. Print Job Report

Print Job Report は、Print Job Manager が生成したデータベースをレポート形式にして表示します。

 

以下の順に指定してください。

1.   データベース選択

2.   期間

3.   レポート生成

4.   レポート形式選択

1. データベース選択

Print Job Manager をインストールしたフォルダにあるデータベース(printSaver.mdb)を指定します。

例) C:\program files\PrinterAdmin Software\Print Job Manager\printSaver.mdb

2. 期間

レポートにする期間をカレンダーで指定します。

3. レポート生成

指定期間でのレポートを生成を実行します。

4. レポート形式選択

レポート形式を選択してください。

以下に94種類のレポート形式をリストします。レポート形式は、54種類のデフォルト形式と40種類のカスタマイズ可能な形式です。

1.   Printed Jobs Top Five by User (Chart Only)

2.   Printed Jobs Top Five by Printer (Chart Only)

3.   Printed Jobs Top Five by Computer (Chart Only)

4.   Printed Jobs Summary by User

5.   Printed Jobs Summary by User (Chart)

6.   Printed Jobs Summary by User & Printer

7.   Printed Jobs Summary by User & Plotter

8.   Printed Jobs Summary by Printer

9.   Printed Jobs Summary by Printer (Chart)

10.Printed Jobs Summary by Plotter

11.Printed Jobs Summary by Plotter (Chart)

12.Printed Jobs Summary by Date for Plotter (Daily)

13.Printed Jobs Summary by Date for Plotter (Daily Chart)

14.Printed Jobs Summary by Date (Daily)

15.Printed Jobs Summary by Date (Daily Chart)

16.Printed Jobs Summary by Computer

17.Printed Jobs Summary by Computer (Chart)

18.Printed Jobs Detail Info by User

19.Printed Jobs Detail by User

20.Printed Jobs Detail by User (Chart)

21.Printed Jobs Detail by User & Plotter

22.Printed Jobs Detail by User & Paper Size

23.Printed Jobs Detail by Printer

24.Printed Jobs Detail by Printer (Chart)

25.Printed Jobs Detail by Plotter

26.Printed Jobs Detail by Plotter (Chart)

27.Printed Jobs Detail by Duplex

28.Printed Jobs Detail by Duplex (Chart)

29.Printed Jobs Detail by Computer

30.Printed Jobs Detail by Computer (Chart)

31.Printed Jobs Detail by Color

32.Printed Jobs Detail by Color (Chart)

33.Deleted Jobs Summary by User

34.Deleted Jobs Summary by User (Chart)

35.Deleted Jobs Summary by Printer

36.Deleted Jobs Summary by Printer (Chart)

37.Deleted Jobs Summary by Plotter

38.Deleted Jobs Summary by Plotter (Chart)

39.Deleted Jobs Summary by Date (Daily)

40.Deleted Jobs Summary by Date (Daily Chart)

41.Deleted Jobs Summary by Computer

42.Deleted Jobs Summary by Computer (Chart)

43.Deleted Jobs Detail by User

44.Deleted Jobs Detail by User (Chart)

45.Deleted Jobs Detail by Printer

46.Deleted Jobs Detail by Printer (Chart)

47.Deleted Jobs Detail by Plotter

48.Deleted Jobs Detail by Plotter (Chart)

49.Deleted Jobs Detail by Duplex

50.Deleted Jobs Detail by Duplex (Chart)

51.Deleted Jobs Detail by Computer

52.Deleted Jobs Detail by Computer (Chart)

53.Deleted Jobs Detail by Color

54.Deleted Jobs Detail by Color (Chart)

55.Customized Printed Jobs Summary by User

56.Customized Printed Jobs Summary by User (Chart)

57.Customized Printed Jobs Summary by Printer

58.Customized Printed Jobs Summary by Printer (Chart)

59.Customized Printed Jobs Summary by Plotter

60.Customized Printed Jobs Summary by Plotter (Chart)

61.Customized Printed Jobs Summary by Computer

62.Customized Printed Jobs Summary by Computer (Chart)

63.Customized Printed Jobs Detail by User

64.Customized Printed Jobs Detail by User (Chart)

65.Customized Printed Jobs Detail by Printer

66.Customized Printed Jobs Detail by Printer (Chart)

67.Customized Printed Jobs Detail by Plotter

68.Customized Printed Jobs Detail by Plotter (Chart)

69.Customized Printed Jobs Detail by Duplex

70.Customized Printed Jobs Detail by Duplex (Chart)

71.Customized Printed Jobs Detail by Computer

72.Customized Printed Jobs Detail by Computer (Chart)

73.Customized Printed Jobs Detail by Color

74.Customized Printed Jobs Detail by Color (Chart)

75.Customized Deleted Jobs Summary by User

76.Customized Deleted Jobs Summary by User (Chart)

77.Customized Deleted Jobs Summary by Printer

78.Customized Deleted Jobs Summary by Printer (Chart)

79.Customized Deleted Jobs Summary by Plotter

80.Customized Deleted Jobs Summary by Plotter (Chart)

81.Customized Deleted Jobs Summary by Computer

82.Customized Deleted Jobs Summary by Computer (Chart)

83.Customized Deleted Jobs Detail by User

84.Customized Deleted Jobs Detail by User (Chart)

85.Customized Deleted Jobs Detail by Printer

86.Customized Deleted Jobs Detail by Printer (Chart)

87.Customized Deleted Jobs Detail by Plotter

88.Customized Deleted Jobs Detail by Plotter (Chart)

89.Customized Deleted Jobs Detail by Duplex

90.Customized Deleted Jobs Detail by Duplex (Chart)

91.Customized Deleted Jobs Detail by Computer

92.Customized Deleted Jobs Detail by Computer (Chart)

93.Customized Deleted Jobs Detail by Color

94.Customized Deleted Jobs Detail by Color (Chart)

 

 【注意】Print Job Report はフリーウエアです。バージョンによって、含まれるレポートフォームに違いがあります。中にはプロッタを対象としたものなど使えないレポートフォームも含まれます。

 レポートの印刷

レポートを印刷します。

レポートのエクスポート

レポートをエクスポートします。ファイル形式は、PDF、EXCEL、DOC、RTF になります。

 

9. よくある質問

 

【注意】エージェント機能はClient Billing Edition と Premium Editionのみ有効です。

1.

Q. Print Job Manager をインストールする具体例を教えてください。

2.

Q. インストール・アンインストールの仕方を教えてください。

3.

Q. 将来のアップデートはどのようにサポートされますか?

4.

Q. 1つのライセンスで何台のプリンタをモニタすることができますか?

5.

Q. 会社で使っている複数のPCにインストールすることはできますか?

6.

Q. 印刷ジョブが見えません。

7.

Q. ベストパフォーマンスを保つにはどうすれば良いですか?

8.

Q. 印刷待ちジョブ、削除済みジョブ、印刷済みジョブの違いは何ですか?

9.

Q. 異なるプリンタに送られた複数の印刷待ちジョブをまとめて一時停止やキャンセルすることはできますか?

10.

Q. 複数のプリンタにある印刷待ちジョブを設定した時間に自動的にキャンセルすることはできますか?

11.

Q. リスト表示のカラムヘッダでソートすることはできますか?

12.

Q. ジョブリストのデータの一部またはすべてを外部ファイルに出力することはできますか?

13.

Q. ジョブリストのデータの一部またはすべてを印刷出力することはできますか?

14.

Q. トータル印刷ページ数で制限をかけていましたが、それを超えても最初の数ページが印刷されます。

15.

Q. ポリシーで「ユーザにポップアップメッセージを送る」にしていますが何も表示されません。

16.

Q. Print Job Manager をサービスとして起動するにはどうすればよいですか?

 

 

1.

Q. Print Job Manager をインストールする具体例を教えてください。

 

A.  インストールに関してはクイックスタートガイドにまとめました、そちらをご覧ください。

 

 

2.

Q. インストール・アンインストールの仕方を教えてください。

 

A.  インストールに関してはクイックスタートガイドにまとめました。そちらをご覧ください。

 

アンインストール

1. コントロールパネル→プログラムの追加削除を起動します。

2. Print Job Report を選択します。

3. 削除ボタンをクリックします。

4. Print Job Manager を選択します。

5. 削除ボタンをクリックします。プロセスが残っているエラーメッセージが出る場合は、タスクマネージャーを起動して該当プロセスを終了させてからリトライしてください。

6. ワークステーションにPrint Job Agentをインストールしている場合は同様に選択削除します。Windowsグループポリシーでアンインストールすることも可能です。

 

 

3.

Q. 将来のアップデートはどのようにサポートされますか?

 

A. Print Job Manager のアップデートは登録ユーザにEメールで案内が届きます。インストールファイルは弊社WEBに準備されますので、必要に応じてダウンロードしていただきます。この際の料金は必要ありません。

 

 

4.

Q. 1つのライセンスで何台のプリンタをモニタすることができますか?

 

A. Print Job Manager はモニタ対象のプリンタ数とユーザ数、プリンタサーバ数でライセンスが変わります。詳しくはWEBページでご確認ください。

 

 

5.

Q. 会社で使っている複数のPCにインストールすることはできますか?

 

A.  可能です。それぞれのPCで起動するPrint Job Managerの単位でライセンスが必要です。

構成例(ユーザ数、モニタするプリンタ数でライセンス種類が変わります。)

Print Job Manager

Computer

Printer

one copy

 Computer1

Printer1 to Printer50

one copyy

 Computer2

  Printer51 to Printer100

one copy

 Computer3

  Printer101 to Printer150

...........

.............

 ...........

 

Standard Editionでは、ユーザ数の規定はありません。

 

 

 

6.

Q. 印刷ジョブが見えません。

 

A.

1. 設定-プリンタのページを参照してください。モニタ対象のプリンタはWindowsのプリンタフォルダに追加されている必要があります。その上でPrint Job Managerにモニタ対象プリンタとして登録します。

2.のボタンをクリックして、プリンタの状態が[準備完了]であることを確認してください。 また、Print Job Managerを起動できるユーザはアドミニストレータ権限でインストールしたユーザです。

何かの設定を変更したときは必ずPrint Job Managerを再起動してください。

3. 設定-印刷ジョブのページを参照して、[表示期間]が正しいことを確認してください。

 

 

7.

Q. ベストパフォーマンスを保つにはどうすれば良いですか?

 

A.

1. 必要ないならば、「設定]-[印刷ジョブ]ページの印刷済み、印刷待ちジョブの[自動リフレッシュ]時間を長くします。

2. 「設定]-[印刷ジョブ]ページの[自動バックアップ]を設定して、データベースファイルを必要以上に大きくしないようにします。

3. Print Job Manager をWindowsのサービスとして動作させます。16.を参照してください。

 

 

8.

Q. 印刷待ちジョブ、削除済みジョブ、印刷済みジョブの違いは何ですか?

 

A.

印刷待ちジョブとは、モニタ対象プリンタの印刷待ちキューに入っているジョブのことです。

削除済みジョブとは、Print Job Manager からキャンセルされたジョブです。

印刷済みジョブとは、既にプリンタへデータ転送されたジョブです。

 

 

9.

Q. 異なるプリンタに送られた複数の印刷待ちジョブをまとめて一時停止やキャンセルすることはできますか?

 

A. はい、可能です。 複数の印刷待ちジョブを 'Ctrl' キーや 'Shift' キーを押した状態で選択してください。 ツールバーにある または ボタンをクリックします。
また をクリックすることですべての印刷待ちジョブをキャンセルすることができます。

 

 

10.

Q. 複数のプリンタにある印刷待ちジョブを決まった時間に自動的にキャンセルすることはできますか?

 

A. はい、可能です。 メニューの[印刷ジョブ]-[設定]を実行、またはツールバーのボタンをクリックして、[設定]画面を開きます。[ジョブ]のページにある[指定時刻に自動削除]の項目を設定してください。

 

 

11.

Q. リスト表示のカラムヘッダでソートすることはできますか?

 

A. はい、可能です。 ジョブリストのすべてのカラムヘッダでソート可能です。例えば、ユーザカラムのヘッダをクリックすればユーザ名でソートされます。

 

 

12.

Q. ジョブリストのデータの一部またはすべてを外部ファイルに出力することはできますか?

 

A. はい、可能です。 複数行を選択するときは 'Ctrl' キーや 'Shift' キーを押しながら選択します。 ファイルメニューの[印刷ジョブ]-[名前を付けて保存]を実行するか、 ツールバーのボタンをクリックすることで保存できます。 ファイルフォーマットは、Excel、HTML、テキスト形式です。

 

 

13.

Q. ジョブリストのデータの一部またはすべてを印刷出力することはできますか?

 

A. はい、可能です。 複数行を選択するときは 'Ctrl' キーや 'Shift' キーを押しながら選択します。 ファイルメニューの[印刷ジョブ]-[印刷]を実行するか、 ツールバーのボタンをクリックすることで印刷できます。 トータルページ、コストが最終行に印刷されます。

 

 

14.

Q. トータル印刷ページ数で制限をかけていましたが、それを超えても最初の数ページが印刷されます。

 

A. メニューの[印刷ジョブ]-[設定]を実行、またはツールバーのボタンをクリックして、[設定]画面を開きます。[プリンタ]のページにある[最大ページ数]の項目をプリンタごとに設定してください。また「ポリシー]ページで、印刷ページが最大ページ数を越えた場合の動作を設定することができます。この動作を確実に行うには、Windowsのプリンタプロパティの、[詳細設定]ページの[全ページ分のデータをスプールしてから印刷データをプリンタに送る]に設定する必要があります。

 

 

15.

Q. ポリシーで「ユーザにポップアップメッセージを送る」にしていますが何も表示されません。

 

A. Print Job Manager をインストールしたPCとワークステーション側のどちもメッセンジャーサービスが起動している必要があります。コンピュータの管理ツールからサービスを開いて'Messenger'が起動していることを確認してください。

 

 

16.

Q. Print Job Manager をサービスとして起動するにはどうすればよいですか?

 

A.

1. メニューから[ツール]-[Print Job Managerサービスインストール]を実行します。

2. Print Job Manager を終了します。

3. コントロールパネルの[管理ツール]から[サービス]を開き、リストから[Print Job Manager]を選択して、プロパティを開きます。[ログオン]ページを開き、[ローカルシステムアカウント]からユーザアカウントに変更します。[アカウント]をクリックし、モニタするすべてのプリンタに管理者権限のあるアカウントを設定します。サービスが起動すると、printsaver.exe、printcz.exe、endprintcz.exeが起動していることがタスクマネージャで確認できます。